2005/06/19 三重県、熊野古道

熊野古道を散策(というか登山)したときに撮影した画像です。

【熊野古道】八鬼山コース 10Km

古道歩き第2弾です。
全部歩く予定ではないため、ツライ道から制覇していきます!
今回は、八鬼山越えです。
標高300m以上の山越えで、昔はここの峠を越えられず、
力尽きた方も多かったそうです。

はたして、普段デスクワークのPEXに越えられるか?
(大げさ?)
【三木里駅】

車を三木里駅に置き、ここからJRで尾鷲駅へ。
尾鷲駅から古道を歩いて、ここ三木里に戻る
ルート設定です。
【三木里駅ホーム】

単線の無人駅でした。
人っ子独りいませんが、列車の到着間際には
10人程のお客さんが。
到着した列車に乗り込みます。
【尾鷲に到着】

今回の丸秘アイテム、マンナビです。
エプソンのロカティオ。
古道に入るまでは、一般道路なので、ナビがあると
ガイドマップに無い最短ルートを歩けます。
本来は、移動ログを記録する予定でしたが、
山道に入るなり、衛星をロスト(見失う)。
使えねぇ〜(T_T)

【古道の石畳】

前回のツヅラトより、石畳の部分が長く
残っていました。
【川の源流】

水のせせらぎで癒されます。

【古道の落ち葉道】

ここは、山頂付近で、道が平坦です。
なんか、ここまでの写真を見ると、このルートは
歩きやすそうに見えますが、
本当にツライ場所は写真どころではなく
撮影できてません。

途中足を滑らせ手を着くほど、足元が不安で滑る場所が
何箇所も有りました。
【八鬼山の展望所から】

これこれ!この景色を見ると、疲れが吹っ飛びます。
絶景です。霞が強くて、遠くまで見通せないのが、
少々残念でした。
【川のせせらぎ その2】

下りきったところで川の音が。
ちょっと寄り道して、水の音を聴きながら
休憩を取ります。
【下りきっても石畳】

花が咲いていて、綺麗でした。
それにしても、このコースはずっと石畳が続いた
感じがします。
古道らしい風情を残した最高の場所でした。
【・・これさえなければ】

この八鬼山ルートは、コースの随所に地元の反対運動が。
カラースプレーや建看板で、こんな抗議が随所にありました。
これさえなければ、気持ちよく歩けたのですが。
まぁ、でも林業を営んでる方には、死活問題なのでしょう。

それにしても、人間の残す遺産って、こういう賦役・
人の血に塗られた建造物ばかり
なのでしょう・・・
いろいろ、考えさせられた一日でした。

【あじさい】

三木里駅に戻ってくると、あじさいが出迎えてくれました。
思い思いの色に染まった花を、
しばし時間を忘れ見入ってました。

戻ります